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病院ガイド2012掲載

鼻出血について

原因はさまざまですが、出血部位のほとんどは鼻中隔(鼻の真ん中にあり、鼻の中の左右にわけているしきりです)の前の方にあって、鼻をほじったり、鼻をかんだり、くしゃみや咳をするなどで引き起こされます。特に小児では、鼻の病気(アレルギー性鼻炎など)による刺激で、鼻をほじることによって起きる、指性鼻出血が多いと言われています。 
鼻血がでたらどうするか、ということですが、まず、すわった状態で、両方の鼻翼を指で圧迫しましょう。血を止めるために綿やティッシュを丸めて入れても(外からとれるようにしてくださいね)悪くはありませんが、入れただけでは抑えが利かないこともあります。必ず圧迫しましょう。(図①)
鼻血の止血法
うつむいて、口でゆっくり、しずかに、呼吸をしてください。のどの流れ込んできた血液は、飲み込まないようにしてください。状態によって、側臥位でもよいですが、血液を飲み込まないようにしてください。
3分から5分ぐらいできれば10分ぐらい圧迫してください。
出血を見ると、だれしも、どきどきして、興奮状態になると思います。落ち着かないと血圧もあがり、それだけでも血が止まりづらくなります。落ち着くことが大事です。
最近は、抗凝固剤(血液をさらさらにするくすり)を飲んでいらっしゃる方もおいでですので、まずは落ち着いて対処をしてください。
止血しづらい場合やのどの方に下がってくる量が多い場合には鼻の奥の方から出ていることもあります。病院で診察をうけてください。

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錦町おおしま耳鼻咽喉科

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